専門委員長挨拶

千葉県高等学校体育連盟少林寺拳法専門部 委員長 土屋裕嗣

合掌
 日頃より本専門部の活動に対して、ご理解とご支援を賜り心より深く感謝申し上げます。
 本専門部は1989年に前身である千葉県高等学校少林寺拳法連盟を発足し、2000年に千葉県高等学校体育連盟に加盟し、現在に至るまで千葉県内の高校少林寺拳法の普及と発展のために尽力してまいりました。現在桜林高校、志学館高等部、千葉学芸高校、県立成田北高校、県立成田国際高校、横芝敬愛高校の6校が加盟校として活動しています。
 少林寺拳法は2010年に全国高等学校体育連盟に正式加盟し、2014年には千葉県成田市で開催された南関東総体にてインターハイの正式種目となりました。インターハイへの出場が高校生たちの大きな目標の一つとなりました。
 インターハイの正式種目となる前から本専門部の加盟校は学校の垣根を越えて、お互いに良き同志として切磋琢磨しながら技術向上に励み、親睦を深め、全国や関東大会などの上位大会で毎年のように数多くの優勝や入賞を果たし、活躍しています。チーム千葉として県内高校生の一致団結した絆は強く、その絆こそがチーム千葉の力の源となっています。
 少林寺拳法の基本理念は「自己確立・自他共楽」です。結果や勝敗にばかりに目を向けるのではなく、己に負けずに己を磨き、技術向上するとともに自分だけでなく他者への思いやりや感謝の気持ちを持ち、礼節を重んじることができる高校生の育成を目指しています。少林寺拳法の真の目的は人づくりにあり、本専門部でもこの理念を忘れることなく、一人でも多くの高校生に少林寺拳法の良さを理解してもらい、普及と発展に邁進してまいりますので、今後も引き続き、ご理解とご支援を賜りますようにお願い申し上げます。
                                                結手